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科学な本のご紹介:  ミニ特集:虫たちについての本 その2

科学に佇む書斎
【2013/08/30】

中国の花鳥画Qian_Xuan_Wikimedia
『飛ぶ昆虫、飛ばない昆虫の謎』
『図解雑学 昆虫の不思議』
『昆虫 驚異の微小脳』
『もうひとつの脳 微小脳の研究入門』



『飛ぶ昆虫、飛ばない昆虫の謎』
 藤崎憲治, 田中誠二 編 東海大学出版会

●飛べることが生きる上で有利だとは限らない。
 飛ぶことでトクをするか損をするか、あちらを採るか、こちらを採るか、トレードオフが思考ゲームとして面白い!
 同じ種の中なのに飛ぶ飛ばない、鳴く鳴かない、行動の違いや形態の差がある理由はこれだったぁ。

科学の本昆虫たちは、ほかの生物たちが皆そうであるように、限られたエネルギーと時間しか持ち合わせていない、不完全な存在である。人間社会に実はスーパーマンなどいないように、すべての形質に優れた万能の昆虫、すなわちスーパー昆虫など、どこを探しても見当たらない。

科学の本原田哲夫”ウミアメンボ類は共食いをすることもわかっており、もしかすると Halabates sericeus は冬季の餌の少ないときに共食いによって生き延びる戦略をとっているのかもしれない。”

科学の本濱口京子 ”トゲオオハリアリ Diacamma sp. では、翅芽痕をかじりとられなければ交尾をして有性生殖職蟻になることができ、かじりとられると働きアリになってしまう。”







『図解雑学 昆虫の不思議』 伊沢尚 著, 三枝博幸 監修

科学の本カブトムシの体はとても固いが、けんかして傷つけあうことがある。この傷は、もう治らない。成虫は脱皮しないので、そのまま寿命をむかえるしかないのだ。

科学の本ダンゴムシはコンクリートを食べる。ダンゴムシの固い体はカルシウムでできている。コンクリートに含まれるカルシウムを補給するために食べるのだ。カタツムリも殻を丈夫にするためにコンクリートを食べる。

科学の本ナガサキアゲハは東南アジアなどの亜熱帯にすむチョウだ。1920年代までは四国南部・九州より南にすんでいたが、2000年には、神奈川県や埼玉県まで北上した。
 温暖化により平均気温が15℃を超えた地域に、ナガサキアゲハがすみかを広げていったと考えられている。

科学の本クモは昆虫とちがって外皮が柔らかなのでとてもたべやすい。お勧めは晩秋のジョロウグモのメスである。
 空揚げにすれば足もパリパリ香ばしく食べることができる。外皮がやわらかいのでゆでても美味しい。塩・コショウでいただく。淡泊で癖がなく、卵がつまっている場合は一定の歯ごたえがある。
 チョコレートの味がするという風評は嘘で、つぶしたときに出るどろっとした体液がチョコレートを連想させるためだろう。





 

『昆虫 驚異の微小脳』 水波誠 中央公論新社

●ウルトラコンパクトな昆虫神経系の構造と機能、その解析と研究結果について、多彩な知見を惜しげもなく披露!

こちらで紹介  →●本『 昆虫 驚異の微小脳 』



『もうひとつの脳 微小脳の研究入門』
 山口恒夫, 桑沢清明, 冨永佳也 編 培風館

●微小な生物にも五分の魂!
 虫や甲殻類、ナメクジの神経系〜脳を調べてわかる面白さ!
 ロボティクス(ロボット工学)に興味がある向きとか、昆虫に興味津々な人とか、これ一読してみると吉かもしれない。

こちらで紹介 
→●本『 もうひとつの脳 微小脳の研究入門 』

 →『ミニ特集:虫たちについての本 その1』

 →『ミニ特集:虫たちについての本 その3』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 その4』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 その5』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 アリっ』
 →『ミニ特集:足が6本より多い虫たち』

 



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