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科学な本のご紹介:  呪の思想 神と人との間

科学に佇む書斎
【2002/11/26】



科学の本『呪の思想 神と人との間』

科学の本白川静 ”日本では後でも、皇后を立てるのに皇室の系統でなけりゃいかんというてね、家柄のことをやかましくいうけれども、天智・天武の場合はね、あんまり激しいんでね、何か天皇霊的な継承の信仰があったんではないかと思う。”

科学の本”本来、屍は抜け殻みたいなもんですから、捨てたんですよ、鳥辺山とか化野(あだしの)とかにね。亡骸(なきがら)というのは「殻」ですからね。”

科学の本”中国の場合にはね、異民族は殺すんですよ。中華圏外の者はね、殺して首を取って来て、城門に埋める。この殺した異民族は守護霊として使う。戦争で遺棄された屍体があると、それを集めて城門に埋める。”

科学の本”『ユーカラ』を読んでて解ったんですが、目のある死人と目のない死人が出てまして、目のある方は再生可能な死人を意味する。だから再生可能を示すために大変大きな目を付けた。目は再生のシンボルなんですよ。”

科学の本白川静 ”縄文時代の思想では子孫となって生まれ変わって来る。子孫として生まれ変わるのなら個人の遺体は保存しなくてもいい。ところが弥生時代になると屍を大事にする。これは個人の不死という考え方です。中国から来た思想だと思います。”

科学の本白川静 ”例えば「辺」の元の字「邊」、これは鼻を上に、人の体を横向きにして台に置く形。髑髏棚(どくろだな)の身体全部版、死体を置く棚で、これが「邊」。「辺」にしてしまうと元の意味が失われてしまいます。”

科学の本白川静 ”日本に文字が出来なかったのは、絶対王朝が出来なかったからです。「神聖王」を核とする絶対王朝が出来なければ、文字は生まれて来ない。”






好評につき、文庫版が出ています


『呪の思想 神と人との間』
 白川静+梅原猛 対談
 平凡社
 


 →『ミニ特集:縄文時代』
 →『ミニ特集:中国に民俗を見る本』
 →『ミニ特集:中国に民俗を見る本 2』

 



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