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科学な本のご紹介:  中国の宗教

科学に佇む書斎
【2005/07/18】



科学の本『中国の宗教』

古代に限らず、中世〜近代〜現代と、「中国の宗教」を見渡すことができるのはとてもありがたく。
老荘思想や中国禅の要点までをも網羅して、広く基礎知識を概観できます。

科学の本中国の儒・道・仏「三教」は、異なった思想的伝統として比較的容易に区別できる。ところが、「民間信仰」は定義することが困難である。三教のすべてから、もとの文脈をほとんど無視して自由に借用を行うからである。

科学の本「気」の陰陽に対応するように、二つの霊魂が存在する。「陽」の霊魂である「魂 こん」は天へと昇り「神」あるいは「祖(先)」となる。「陰」の霊魂である「魄 はく」は肉体とともに地に留まって「鬼 き」となる。

 ┗ 2つ合わせて、「魂魄 こんぱく」。

科学の本「祖先」が影響を及ぼすのは、一般には自分の一族だけであるが、ときには、他の一族に対して厄介事をしでかすこともある。そのような場合、ある一族にとって「祖先」であるものが、他の一族には「鬼」となるのである。

科学の本未婚の女性の魂は、特に「鬼」になりやすい。というのは、女性は、通常、夫の家系の構成員となり、生家の家族から「祖先」として祟められることはないからである。
 生家に特別に彼女のために祭壇を設けたり、「冥婚 めいこん」を行って、未婚のうちに死んだ男性、あるいは、彼女を第二の「妻」とすることに同意した生存中の男性に彼女を嫁がせる。こうすることで、結婚した場合と同様に、彼女は別の家族において祖先の地位を得るのである。
 この「冥婚」は、今日も、台湾ではごく普通に行われている。


 →『ミニ特集:鬼の構造』

科学の本第三世代の新儒家に共感する学者は、その数を増やしつつある。しかし、大多数の人々は、儒教は「観念論的」で「封建主義的」な制度であると教え込まれているために、なかなか信じようとはしないようである。

科学の本一応、封建制と呼ばれているが、周の農民は法的に土地に結び付けられてはいなかったし、地方の支配者である「公」が中央の「王」に対して忠誠の義務を負ったのは、法律ではなく、血族としての絆によってであった。





『中国の宗教』
 ジョセフ・アドラー
 21世紀をひらく世界の宗教シリーズ
 春秋社
 


 →『ミニ特集:中国に民俗を見る本』
 →『ミニ特集:中国に民俗を見る本 2』
 →『ミニ特集:中国ソシャゲ用資料』
 →『ミニ特集:中国について読む本』
 →『ミニ特集:中国について読む本 2』

 →『ミニ特集:韓国』






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