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科学な本のご紹介:  医療人類学のレッスン 病いをめぐる文化を探る

科学に佇む書斎
【2007/11/07】


科学の本『医療人類学のレッスン 病いをめぐる文化を探る』

医療人類学の入門に便利なご本。
 医療人類学をご存知?
 簡単に言えば、「医療って医療だけとちゃうんちゃう」という学問。
 文化人類学の作法で、各国各分野の医療を読み解くレッスン各章を御覧じろ。

科学の本奥野克巳・山崎剛 ”大陸横断・大陸間横断的なヒトの移動が、「疾病交換」という現象を引き起こすのは、西暦10世紀以降のことである。”

科学の本池田光穂 ”グローバルレベルでのHIV感染症対策において重要なことは、感染者への人権保護である。それゆえ今日ではHIV感染者とは呼ばず「HIVと共に生きる人たち」(People Living With HIV/AIDS, PLWH)という呼称が提唱され、現在では多くの機関はこれを採用している。”

科学の本奥野克巳 ”シャーマンという語は、シベリアで、狩猟と牧畜を主生業とするツングース系のエヴェンキ人のことばで、「興奮し、感動し、高揚している」という意味の「サマン(saman)」に由来するとする説が、今日では最も有力である。”

科学の本嶋澤恭子 ”日本では紙切れ1枚によって法的な親子関係が決まってしまう。また、生殖に関わった男女、つまり生物学的親が本当の親と考えられるのが日本社会である。”

科学の本嶋澤恭子 ”「痛み」は出産の時を教えてくれる「自然」で操作不可能なものと考えられていたが、医師の登場により「痛み」は「必要なもの」から「除去すべきもの」として否定されるようになった。”

科学の本嶋澤恭子 ”女性婚は女性が嬰る結婚であり、その女性はその結婚によりもたらされた子の父親になる。死霊婚は死者が妻を嬰る結婚であり、死者はその結婚によりもたらされた子の父親になる。”





『医療人類学のレッスン 病いをめぐる文化を探る』
 池田光穂, 奥野克巳 編
 学陽書房
 



 →『ミニ特集:医療人類学』
 →『ミニ特集:医療人類学 2』
 →『ミニ特集:医療人類学 波平恵美子さんの本』
 →『ミニ特集:文化依存症候群を考える本』
 →『ミニ特集:文化依存症候群を考える本 2』

 



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