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科学な本のご紹介:  地底の科学 地面の下はどうなっているのか?

科学に佇む書斎
【2013/11/30】

地底の科学

『地底の科学 地面の下はどうなっているのか?』

道路工事レベルからマントルクラスの超深度まで、「穴を掘らずに地下を見る」地下探査テクノロジー入門!



科学の本非公式のようですが、世界最深掘削記録は2011年に更新されています。場所はロシアのサハリン。天然ガス採掘用の井戸で、深さは1万2345m(覚えやすい!)。

科学の本人命救助用の地中レーダーを置いたままにして、しばらく待ちます。もしも地下に生きている人がいれば、肺が規則的に動きます。地中レーダーは、この微弱な動きを、規則的に現れたり消えたりする影としてキャッチします。
 この装置がすごいのは、仮に気を失っていても、地下に閉じ込められた人間を探し出せること。「助けて」と声を出せなくても、呼吸をしていれば、要救助者を見つけ出せます。

科学の本富士山の頂上にあった「富士山レーダー」です。30年以上にわたって、日本に迫ってくる台風を監視していましたが、現在は引退して、富士山の麓の公園に保存されています。
 ドーム型の小屋の中では、今も直径5mのパラボラアンテナが回っています(展示用なので、電波は出していません)。

科学の本世界の水の利用方法を見ると、飲み水に使っているのは全体の1割程度。2割が工業用に使われていて、7割は農業用水として利用されています。畑にまく水や牛が飲む水が大量に必要なのです。

科学の本私たちが水不足を感じにくい理由のひとつは、じつは食料の自給率の低さにあります。
 水の多くは農業に利用されます。食料の多くを輸入している日本は、海外の水資源で作られた農作物に頼って生活しているのです。つまり、海外の水不足は他人事ではなく、日本に直結した大問題なのです。

科学の本マントルの代表的な岩石であるかんらん岩は、通常、マントルの中では融けていません。
 かんらん岩も高温状態で融けますが、高圧状態では融けません。地球の深部に行けば行くほど、温度も圧力も上がりますが、圧力の効果が勝つために融けないのです。









『地底の科学 地面の下はどうなっているのか?』
 後藤忠徳
 BERET SCIENCE
 ベレ出版
 


「穴を掘らずに地下を見る」技術!
地下探査技術の准教授が、中高生でもイケる軽いトーンで、水道管レベルの浅部からマントルクラスの深度まで、順々に深さを深めながら語ってくれる地下探査テクノロジーの科学入門。

…なんでタイトルを「地下探査の科学」にしなかったんだろう。
メタンハイドレートなどの、海底の資源探査技術についても教えてくれるよ!

著者さんのブログ
リンク 「海の研究者」





 →『ミニ特集:土と地中の研究、地下探査の科学』
 →『ミニ特集:土の中の生き物』

 →『ミニ特集:地学や鉱物の本』
 →『ミニ特集:地学や鉱物の本 2』
 →『ミニ特集:地震・火山災害研究の本』
 →『ミニ特集:地震研究の本』
 →『ミニ特集:火山災害研究の本』
 



科学な本のご紹介:  生活保護vs子どもの貧困

科学に佇む書斎
【2013/11/28】



科学の本『生活保護vs子どもの貧困』

2013年末時点までの制度設計丁々発止の要点がわかりやすく記されている。制度設計を考える上での叩き台としてたいへん便利。

科学の本国税庁の民間給与実態統計調査によると、年収200万円以下の給与所得者が6年連続で1000万人を超え、2011年では1025万人と全体の23.4%を占めています。このうち、女性のみの世帯では43.2%と、半分近くがワーキングプアです。

科学の本2007年の流行語大賞のトップテンに「ネットカフェ難民」がランクインしています。ちなみに、08年には「蟹工船」が、09年には「派遣切り」が、10年には「無縁社会」がランクインしました。

科学の本国際的に見ると、欧米では扶養義務の履行は夫婦と、成人していない子どもに対する親に限定されているのが一般的です。

科学の本日本の生活保護費(社会扶助費)のGDPにおける割合は0.5%。OECD加盟国平均の7分の1にすぎません。諸外国に比べて、極端に低いのです。

科学の本ディベートのようにお互いの弱点を叩き合い、国民の感情をうまく汲み取ることができた側が、自分たちの思うように制度をつくりかえる。数年単位で立場が逆転し、そのたびに制度は激しく揺れ動く。これでは現場は疲弊し、制度への信頼は失われてしまいます。





 


『生活保護vs子どもの貧困』
 大山典宏
 PHP新書
 


 →『ミニ特集:子どもの貧困/小児期の逆境というハンデ』
 →『ミニ特集:社会の格差を憂う本』

 



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