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科学な本のご紹介:  サイエンス・ビジネスの挑戦 バイオ産業の失敗の本質を検証する

科学に佇む書斎
【2008/04/30】


科学の本『サイエンス・ビジネスの挑戦 バイオ産業の失敗の本質を検証する』

バイテク業界には、既存のビジネスモデルは通用しない。
 バイオテクノロジー産業への投資は、ものすごい割の合わないギャンブル状態なのだ!
 バイオベンチャー系必見。

科学の本バイオテクノロジーのように変化が激しく進歩が速い産業では、組織学習の重要性が高いはずだ。個人が「経験を通して賢くなる」だけでは十分でない。

科学の本臨床試験フェーズ1に入った新薬候補がフェーズ2に進める可能性は4割。フェーズ2からフェーズ3へは5割どまり。フェーズ3に達しても最大半数は失敗に終わる。

科学の本臨床試験を開始した新薬候補が10あるとすれば、販売承認を得られるのは最終的に1つか2つ。新薬開発につぎ込まれる資源の大半は「失敗作」に費やされる。

科学の本1981年に上場バイオテクノロジー企業に投資した1ドルは、22年後に8倍に増えた計算になる。しかし、ダウ平均に投資していれば、21ドルに増えていた。

科学の本これほど大きな割合の新規参入企業が長期間利益を上げられない上、大多数が赤字のままで終わる可能性がある産業は、バイオテクノロジー産業以外にないだろう。

科学の本「第二のアムジェン」の夢を追う投資家が潤沢な資金をつぎ込む結果、この産業では新しい科学的アイデアの数だけ新しい会社が生まれると言っても過言でない。





『サイエンス・ビジネスの挑戦 バイオ産業の失敗の本質を検証する』
 ゲイリー・ピサノ
 日経BP社


 →『ミニ特集:創薬の世界、医薬の科学』
 →『ミニ特集:バイオ技術を語る本』
 →『ミニ特集:幹細胞やiPS細胞、ES細胞についての本』

 



科学な本のご紹介:  論争 日本のワーク・ライフ・バランス

科学に佇む書斎
【2008/04/30】

論争 日本のワーク・ライフ・バランス


論争日本のワーク・ライフ・バランス 
仕事と、自分個人の人間関係(家庭や地域社会)、どちらかを犠牲にしないと生きていけない社会は正しいですか?

科学の本八代尚宏 ”日本的雇用慣行で大事なのは、職場での配置転換を通じて熟練形成がなされるという仕組みです。
 これは企業内の熱練形成には効率的な仕組みですが、こういうオン・ザ・ジョブ・トレーニングというのは大量生産できないわけですね。だからこそ、事前の労働者の選別というものが非常に重要になってくるということになります。”

科学の本八代尚宏 ”日本的雇用慣行というものは非常に優れた仕組みであって、労使関係も円満であり、熟練労働者をこれまでずっと作ってきたのです。
 しかし、最大の問題点はそれが高度成長期型モデルであり、企業組織が不断に拡大していた時には非常にうまく機能していたのですが、90年代以降長期停滞になると、途端にそのマイナス面が出てきている。”

科学の本八代尚宏 ”日本的雇用慣行の隠れた特徴が専業主婦モデルだということです。企業は多大の訓練費用をかけて育てた熟練労働者はもう徹底的にこき使わないとペイがとれない。コストが回収できないわけですから、いわば家族ぐるみで雇っているわけですね。” https://www.google.co.jp/ 『論争 日本のワーク・ライフ・バランス』

科学の本八代尚宏 ”ワーク・ライフ・バランスとは、繰り返し言いますが、多様な働き方を含めた共通原則の確立です。つまり、正規だから、非正規だから、パートだから、といった、いわば身分格差のような賃金格差があってはいけないのです。”

科学の本八代尚宏 ”時間当たりの労働生産性の向上が一つの目標になるのではないか。長時間労働していて、そんなに高い生産性が実現できるはずはないのです。”

科学の本八代尚宏 ”政府が余計な規制をしてはいけないわけで、政府がすべき規制というものは最低水準をきちっと確保する。それから、平等性を確保し、均等待遇を保障する。それに尽きるのではないかということであります。”



論争 日本のワーク・ライフ・バランス




『論争 日本のワーク・ライフ・バランス』
 山口一男編
 日本経済新聞出版社
 


それにしても、どうしてこう、はるか昔の10年前に戦わされた論点が今もまだ解消されないまま通用してしまうのか。
無為な自己犠牲を歓迎しているのはわれわれ自身なのか。


 →『ミニ特集:社会の絆の問題の本』
 →『ミニ特集:日本の社会に問題を見る本 その1』
 →『ミニ特集:日本の社会に問題を見る本 その2』

 →『ミニ特集:日本の社会変化を語る本 その1』
 →『ミニ特集:日本の社会変化を語る本 その2』
 →『ミニ特集:日本の社会変化を語る本 その3』
 



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