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科学な本のご紹介:  トミちゃんのいきもの五十番勝負 手提げコウモリは電気冷蔵庫の夢を見るか?

科学に佇む書斎
【2006/09/25】

手提げコウモリは電気冷蔵庫

科学の本『トミちゃんのいきもの五十番勝負 手提げコウモリは電気冷蔵庫の夢を見るか?』

アウトドア系の月刊誌ビーパルで好評連載された「いろんな生き物を飼ってみたぞ」なチャレンジおじさん体験記が一冊の本にまとまったのだ。

トミちゃんのいきもの五十番勝負―手提げコウモリは電気冷蔵庫の夢を見るか? (BE-PAL Books)




科学の本アサリの濾過(ろか)能力は1匹あたり年間4tにもなるという。干潟(ひがた)の浄化にはものすごく役立っているのだ。

科学の本ハリセンボンはフグのくせに毒がないのだ。沖縄では「アバサー汁」として食用にする。そしてこれが旨い!




科学の本ゾウリムシの増え方の基本は単純な細胞分裂だ。1匹のゾウリムシは、650回くらい分裂できるらしい。考えるのもイヤになるくらい天文学的な個体数になるわけだが、ここまで分裂するのに1年もかからないようだ。

科学の本江戸時代にはハエトリグモのことを「壁虎 かべとら」とも表現していたそうな。





科学の本ナマコは再生力がものすごく強い。文献によれば、自分の体をギュッとねじって2匹に分裂することもあるようだ。これはたまたま餌が豊富なときに多いらしい。



危険を感じたときには内臓を吐き出すナマコ






トミちゃんのいきもの五十番勝負―手提げコウモリは電気冷蔵庫の夢を見るか? (BE-PAL Books)




『トミちゃんのいきもの五十番勝負 手提げコウモリは電気冷蔵庫の夢を見るか?』
 富田京一 著 山本匠 いきものイラスト
 BE-PAL Books
 小学館
 


アウトドア系の月刊誌ビーパルで好評連載された「いろんな生き物を飼ってみたぞ」なチャレンジおじさん体験記が一冊の本にまとまったのだ。
文章のノリはオッサン芸人、印刷は質の悪いパルプ紙みたいな、かなり昭和っぽい設えになってるけど、内容は環境問題含め平成事情もいろいろ登場する。

おもしろネタ満載なので、夏休みに向けて親子で読んでおくとちょっとおトク。

ラインアップは以下の通り。
アサリ アシダ力グモ アブラコウモリ アホロートル アマガエル アメフラシ アメンボ アワビ
イザリウオ イトマキヒトデ ウメボシイソギンチャク エリマキトカゲ オキナワアナジャコ
カタツムリ カツオブシムシ カブトエビ カブトガニ ガマトカゲ
キナコアワモチ クモヒトデ グリーンイグアナ ケラ ゴカイ
サソリモドキ シャコ ジョロウグモ スッポンモドキ ゾウリムシ
タカチホへビ タコ タンゴムシ テンレック トウキョウサンショウウオ トビハゼ
ナマコ ハエトリグモ ハリセンボン ヒキガエル
ヒラタヒゲジムカデ フナムシ ホンソメワケベラ
マガキガイ マムシ ミナミコメツキガニ ミノムシ メダカ
モウセンゴケ モクズショイ ヤシガニ ヤドカリ

これ全部、おうちで飼ってみちゃったわけよ。


 →『ミニ特集:いろんな生き物の本』
 →『ミニ特集:いろんな生き物の本 2』
 →『ミニ特集:いろんな生き物の本 3』

 



科学な本のご紹介:  しぐさの民俗学 呪術的世界と心性

科学に佇む書斎
【2006/09/24】



しぐさの民俗学『しぐさの民俗学 呪術的世界と心性』

日本の古今東西、現代含め、どんなおりにどのようなしぐさをとることが「理にかなう/すべき」とされていたのか、さまざまな事例を列挙紹介。

ゆる考察だけど、そのぶん初心者でもとっつきやすいかも。

科学の本チュウチュウと音をたてて息を吸う「ねず鳴き」は、ネズミナキあるいはネズグチなどとも呼ばれて漁師や海女の間で伝承されている。網を海に投げるときなどに神に豊漁を祈って「チュウ」と音を立てる。

科学の本辻村太郎 ”岡山附近の人には鼻がかった声で、返事を重ねる癖がある。越中の人々は話した後すぐに、顔を上に向け口を開けて笑う仕草が眼に着く。土佐人で談話の途中に顔を左右に動かす癖のある人も多い”




科学の本バッテン(×)は大正時代に教育現場から生れた新しい言葉で、それが巷間に広まったらしい。それ以前の×の呼び名は、柳田は東北地方で使われるヤスコがそれにあたるといい、元の語は阿也都古:アヤツコであったという。

科学の本壱岐では八割れをヒテワレネコと謂い、主人を見棄てるといって家に飼うことを忌む。
『日本俗信辞典』には「鼻筋の白く通ったネコを八割れといって、飼うことを嫌う(神奈川県津久井郡〕。千葉では家の旦那を憎むので飼わぬという。ネコは魔物だといわれているが、特に八割れネコを忌む(埼玉県大宮市)。ネコの八割れは化ける(三重県阿山郡)」とある。



科学の本江戸時代には、カラスネコ(黒猫)を飼うと労咳が治るなどといわれ、黒猫の黒焼きで喘息を治した話なども記録されている。

科学の本異常な事態に気づいた時、身辺にある道具類を眼前にかざしたり狐の窓を作って覗くのは、のっぺりと際限なく広がる空間を意図的に仕切る行為である。日常の中に異界を創出する仕掛けといってもよい。







 
好評につき、文庫版が出ています。
 

『しぐさの民俗学 呪術的世界と心性』
 常光徹
 ミネルヴァ書房
 




電子書籍化もされています



 →『ミニ特集:生活世界の民俗学』
 → ミニ特集:民俗学を読む本


 



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