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科学な本のご紹介:  真昼の悪魔 うつの解剖学

科学に佇む書斎
【2003/08/27】



科学の本『真昼の悪魔 うつの解剖学』

科学の本全く同じうつ病になる人はいない。どのうつ病も雪片のように一つひとつ異なり、同じ基本原則に従いながらも、それぞれ再現不可能な複雑な形をしている。にもかかわらず、専門家はうつ病を分類したがる。

科学の本ハーレムの精神科医談 ”しょっちゅう住む場所を変えたり、何度もホームレスになったり、住んでいた場所を覚えていなかったりする人は、おそらく重い障害が根底にあると考えられ、まず必要なのは精神科的治療となります”

科学の本過去に自殺者を出した家族のメンバーは、ほかの人々に比べてはるかに自殺しやすい。

科学の本19世紀はじめにゲーテが『若いウェルテルの悩み』を発表すると、主人公ウェルテルを真似て自殺する者がヨーロッパ中に出現した。

科学の本自殺する能力は、人間に生じた自意識に伴う重荷なのだ。人間にとって最も望ましい特性「自己防衛行動の学習」は、「自己破壊行動の学習」という最も望ましくない特性と表裏一体なのである。





『真昼の悪魔 うつの解剖学』
 アンドリュー・ソロモン
 原書房
 


2001年全米図書賞 ノンフィクション部門受賞。
2002年ピューリッツァー賞 ノミネート。

かなりの大部なのに、陰鬱に終始しがちな主題なのに、読ませる。

具体的、かつ印象的なエピソードをふんだんに織り込み(自殺の手段が「危なそうなゲイとの肛門性交」ってのは…しかもバイセクシャル著者自身が行った行為)、進化心理学〜進化精神医学から、治療やうつ病の病態研究まで、広範に紹介。


 →『ミニ特集:うつを生きる』
 →『ミニ特集:自殺という自己否定現象』
 →『ミニ特集:心の病について入門する本 患者側』

 



このページ 『真昼の悪魔 うつの解剖学』 は以上です。

科学な本のご紹介:  サイエンス・コミュニケーション 科学を伝える人の理論と実践

科学に佇む書斎
【2003/08/26】

●書影

科学の本『サイエンス・コミュニケーション 科学を伝える人の理論と実践』

科学の本グレン・エイキンヘッド ”「観察」問題に内包されている「観察者-対象物」の関係性は日本文化に固有の問題ではない。ほとんどの先住民言語では、デカルト的意味を内包した observe という動詞を持っていない。”

科学の本グレン・エイキンヘッド ”サイエンス・コミュニケーションは科学的な情報を伝達することに比べてもっともっと複雑である。コミュニケータは、含まれうる多元的な文化、下位文化に対して対応する必要がある。”

科学の本グレン・エイキンヘッド ”サイエンス・コミュニケーションは科学的な情報を伝達することに比べてもっともっと複雑である。コミュニケータは、含まれうる多元的な文化、下位文化に対して対応する必要がある。”

科学の本エイキンヘッド ”先住民科学と西洋科学は社会的なゴールが違っている。自民族の存続が目的か、それとも知識それ自身のため、また自然支配や他民族支配のために、知識を得る贅沢を目的とするのかの違いである。”

科学の本デボラ・コーエン ”テレビは、知識に関する情報密度としてはラジオより低い。ラジオの言葉だけによる伝達方式は、新しい科学的発見に関して、より深い洞察力を与えることができるのである。”

科学の本グレン・エイキンヘッド ”科学の価値中立性は論破されてきている。サイエンス・コミュニケータは、科学者の言語上の慣習(+なにげない実践行為)に潜んでいる価値観や規範に注意を払わなければならない。”



●書影

『サイエンス・コミュニケーション 科学を伝える人の理論と実践』
 S.ストックルマイヤー
 丸善プラネット


 →『ミニ特集:科学と技術を語る本』
 →『ミニ特集:科学をめぐる科学の本 海外』

 



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